AIがもたらすパラダイムシフトとの遭遇
前職の人材採用系企業では、エンジニアとして新規プロジェクトの立ち上げというエキサイティングな役割を担っていました。チームは順調に成果を上げ、比較的早い段階で目標を達成することができましたが、その成功の反面、私自身は「次に自分が目指すべきパフォーマンスの形は何だろうか」と、静かな焦燥感を抱えていました。そんな時、ふと立ち寄った書店で手にしたのが、落合陽一氏のAIに関する書籍でした。正直に言えば、当時の私はAIというテクノロジーに対して非常に冷ややかな目を向けていました。世間の熱狂とは裏腹に、どこか実態の伴わない眉唾なものとして否定的に捉えていたのです。しかし、その本を読み進めるうちに、私の固定観念は根底から覆されました。 AIによる変化は、もはや遠い未来の話ではなく、仕事や事業のあり方を大きく変えていく現実的な潮流なのだと感じました。そこで私は、この技術に実務の中で向き合い、AI活用に本気で挑戦できる環境に身を置きたいと考えるようになりました。その思いから、事業の中核にAIを据えるベネフィット・ワンへの転職を決意しました。
AIの真価を最大化させる「3つの軸」
転職活動においては、単に「AIを活用している」と公言する企業であればどこでも良いわけではありませんでした。私がベネフィット・ワンに惹かれた最大の理由は、同社がすでに築き上げている膨大な顧客基盤と、そこから得られる生きたデータを、AIを通じて具体的なサービスへと昇華できる環境が整っていたからです。私が考えるAI活用の成功には「3つの軸」が不可欠です。第一に「膨大なデータソースとなる顧客数があること」、第二に「AIによるアウトプットを顧客への具体的なメリットとして還元できること」、そして第三に「そのプロセス自体をAIで徹底的に効率化しようとする姿勢があること」です。現在の日本のIT業界では、エンジニア不足を背景に内製化の重要性が高まっています。限られたリソースで高い成果を生み出すためには、AIを相棒としてエンジニア一人ひとりの守備範囲を大きく広げていくことが重要だと考えています。面接時に受けたAIへの真摯なビジョンと具体的なミッションの説明は、まさに私の理想とする「3つの軸」を体現するものであり、ここであれば、会社やサービスの価値向上に貢献できると感じ、入社を決めました。
コードの書き手からAIの監督者へ
現在は開発・運用部で、AIをどのように実務や課題解決へ組み込んでいくかを考え、メンバーへの共有や活用支援を行っています。
いまエンジニアに求められているのは、実装力に加えて、AIを適切に活用しながらより高い価値を生み出していく力だと感じています。たとえば、AIに適切な指示を与える力、システム全体を俯瞰して設計する力、そしてAIが生み出した成果物の品質や妥当性を判断する力です。AIの進化が速いからこそ、単にツールを使うだけではなく、現場に合った形で活用し、成果につなげることが重要だと考えています。
AIに関する情報は日々更新されており、現場で何をどのように取り入れるべきかを見極めるのは簡単ではありません。だからこそ私は、最新の知見を咀嚼し、ベネフィット・ワンの現場に合った形でメンバーへ共有することを大切にしています。AIを活用してルーチン業務を効率化し、その分をより創造的で本質的な仕事に振り向けられる仲間が増えていくことに、大きなやりがいを感じています。
ビジョンをカタチにする最高のタイミング
入社から1年半が経ち、業務の全体像とAI活用の可能性がより具体的に見えてきた今、ベネフィット・ワンは、これからAI時代のエンジニアとして成長したい方にとって、とても挑戦しがいのある環境だと感じています。現時点でAIの実務経験が豊富である必要はありません。大切なのは、新しい技術を前向きに学び、それを自分の成長や組織、そして顧客への価値につなげていきたいという意思です。
当社には、AIに触れながら学び、実務の中で試し、成果へつなげていける環境があります。変化を前向きに受け止め、新しい技術を自分や組織、そして顧客への価値へとつなげていこうとする方にとって、挑戦しがいのある場だと思います。より良いサービスや働き方を一緒につくっていきたい。そんな思いを持つ方と、ぜひ一緒に挑戦していきたいです。