MARINA TSUJI

KIYOSHI KOGA

MITSUHIRO TEZUKA

古賀 清

執行役員/サービス開発部部長
2007年入社(真ん中)

辻 麻梨菜

サービス開発部 新規事業推進グループ
2013年入社(左)

手塚 光浩

サービス開発部 新規事業推進グループ
2017年入社(右)

ユーザー目線で
サービスの訴求力を上げていく

──皆さんはサービス開発部に所属し、その中でも新サービスを立案してリリース、運用まで行う新規事業推進グループにいらっしゃいますが、実際にどんなお仕事をされていますか?

私は主にWorker's Marketの企画・運営を行っています。Worker's Marketとは、当社の福利厚生サービスである「ベネフィット・ステーション」のサービスの一つです。要らなくなったものを譲ったり、自分のスキルを必要とする人のために活かしたりできるフリマアプリを提供しています。私は山梨県の北杜市出身なのですが、地元が活性化するような地域通貨を作り、モノやスキルのシェアをしたいという想いからシェアリングエコノミーに興味を持ちました。そして、そのアイデアをベースにして、「社内ベンチャー制度」でフリマアプリを新規ビジネスとして提案をしました。そこから部署異動の機会をいただき、本格的に「ベネフィット・ステーション」の新サービスを立ち上げるプロジェクトを発足させました。全体構想から詳細計画を作り、システム開発を経てリリースまで全てに携わりました。現在は無事にリリースが終わりましたが、さらに利用者を増やせるようプロモーションに力を入れています。そしてゆくゆくは、元々の想いを実現できるよう、このフリマアプリのプラットフォームを地方自治体などに提供していき、他のコミュニティでも活用してもらいたいと思っています。

手塚私がメインで行っているのはベネフィット・ワンが提供をする電気サービスの企画・運用です。こちらもWorker's Marketと同じように「ベネフィット・ステーション」のサービスの一つです。当社のサブスクリプション型のビジネスモデルを活用して、ベネフィット・ステーションの会員様により安い電気サービスを届けています。会社としてはじめての試みを主担当として任せていただいているので試行錯誤はありますが、さまざまな経験ができるので日々やりがいを感じています。

古賀私は主にサービス開発部の全体的な管理を行っています。この部署にはさまざまなグループがあります。「ベネフィット・ステーション」にサービスを提供いただいているパートナー企業と商談を行い、優待サービスを獲得してくるグループでは、バイヤーを管理し、辻や手塚たちのように新しいサービスの立案と企画を行うグループでは、リリース後の運営まで考えてもらうため、最終的な判断やプロジェクトに必要になる判断を私が出す、という形です。

──仕事で心がけていることはありますか?

ユーザー目線になることです。現在Worker's Marketの利用者をさらに伸ばすために施策を練っているのですが、その際作り手目線に陥りやすくなるので、ユーザーの気持ちを理解するためにWorker's Marketの1番の利用者であることを意識しています。あとは、実際にWorker's Marketを使っていただいているユーザーとお話する機会を設けて意見をいただくこともあります。今後は他のフリマアプリでは取り扱っていないカテゴリーのシェアリングを始めたり、リアルイベントを開催してもっとWorker's Marketの認知度を上げていきたいと思っています。

手塚素直であることです。私は入社して半年でプロジェクトを任されたのですが、当時は企画書の書き方さえわからない手探り状態でした。何もわからない状態だったからこそ、素直に意思表示することを意識していました。言われたことをそのままやるのではなく、自分だからこそ出せる新鮮な意見を物怖じせずに発言しました。そして、ユーザーファーストであるために、様々な情報のインプットも積極的に行っています。

古賀取引をしている業界が幅広いので毎日新鮮な情報が自然と入ってきます。今必要な動きと、3~5年後に必要な動きを考え、今から動いておくべきことを逃さないようにしています。新しいサービスのアイデアが出たとしても、トレンドから外れると利用されないため、どんなサービスがいつ必要なのかの選別が必要になってきます。また、新サービスのプロジェクトは1人で動かすことはできないですし、スピード感を持って進めていかないと、進行が遅れてしまう可能性もあります。実際にプロジェクトを推進していく部下には納得感を持って推進してもらうために、ゆくゆく実現したいサービスをどのように説明するかを意識しています。そこで今必要な動きと、将来必要な動きのバランスを見極めながら部下のモチベーションアップをしていくのが大事な仕事だと思っています。

年齢や役職に関係なく
気軽に相談できる環境がある

──辻さんや手塚さんは新サービスを立案するにあたって、古賀さんや別グループの人に相談することもあるんですか?

手塚相談することもありますし、皆さんが声をかけてきてくれる場合もあります。私が1年目の頃、社長にプレゼンする機会があり、プレゼン内容が実際に社内で実施できる案件なのか、主にWEB関連の部分で悩んでいたのですが、WEBグループの責任者の方が1時間ほど親身に相談に乗ってくださいました。自分が悩んでいる時にすぐに気づいて時間を取って話を聞いていただけたことが嬉しかったですね。別のグループの方と、気兼ねなく一緒に仕事ができるというのは当社の大きな強みだと思います。

古賀基本的に部下からかしこまった形での相談というのはあまりないですね。もちろん礼儀はきちんとしていますが、社内の雰囲気がフランクなので、疑問に思った時点で気軽に質問してくれる、といった感じです。1,000名を超える企業規模ですが、社員の距離感はとても近いので、仕事がスピーディーに進みます。

──なるほど。話しかけやすい雰囲気なんですね。何か社内で意識されているんですか?

古賀いえ、雰囲気を作ったのではなく、入社する方は皆さん似たような雰囲気の方が多いんだと思います。年齢や役職に関係なく、気軽に話しかけやすい雰囲気ですね。

確かにそうですね。以前、私が担当している社内アプリを通じて当社の常務と少しお話する機会があったのですが、それ以降、アプリのプロモーションにご協力いただいたり、何度かお話をさせていただく機会がありました。こうして役員の方々にも気にかけていただけるのは嬉しいです。

古賀そうだね。垣根を越えて普段から話しかけやすい雰囲気があるからこそ、色々なアイデアがでてきたり、プロジェクトを推進していくにも良い環境ではあると思います。だからこそ、創業期から今まででに数多くの新規事業や新サービスが生まれているのだと感じますね。